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季節が巡るのは早いもので、いつのまにか秋…
なんですね

ここに来るのは久しぶりです。
皆さまお元気でしょうか。

しばらく趣味がリアルサイドに集中していて
本も、映像もほぼ摂取しない日々を送っていました。

音楽だけはずっと聴いていました。
Apple Musicは素晴らしい、頼りきりです。

ずっと視覚によるイメージの世界にいましたが
聴覚を使うのはおもしろいです。
なんというか、ダイレクトで。
皮膚感覚に近いのかもしれません。

そして、文学の世界より音楽の世界の方が
人口が多いんですね、百倍くらい?もっと?

音楽の世界のひとに出会うのは
そんなに難しいことではないです。
カフェやバーで
たくさんの知り合いや友達ができました。

ただ、文学の世界のひとに出会うのは、
稀ですね。
そういうひとは外にあまり出てこないのかな。

そんな中、文章は時折書いていました。
散文のようなものです。
これは詩だよ、という方もいて
自分でもよくわかりません。

ごく最近、思うところがあり
お話の中でバー営業を始めることにしました。

本当はリアルな世界で店主になりたいのですが
諸事情によりなかなか実現できず…

よろしければ遊びにいらしてください。
またこちらにも時々、寄りますね。

BARしずく
 
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京大卒、日本一有名なニートのpha氏。

彼がcakesで本書の一部掲載編を連載していて
続きを読みたくて我慢できずに本屋へ。

働きたくない、家族を作らない、お金に
縛られない。この三つを軸に、
彼は独自の処世術を展開している。

できるだけ働かないにはどうしたらよいか。
それを真剣に考えて彼は実践していく。
ひとは本当に得たいもののためにこそ
頭を使うことが必要なんだろうなと思う。

彼は男性にしてはあまり体力がないらしく、
Twitterでいつもだるいと呟いている。
彼はだるいと感じる自分に、生活のほうを
合わせていった。

たとえば最低限しか働かないなら
お金がかからない趣味を見つければいいし、
家族を作らないなら、ゆるく繋がれる場所や
あちこちになんとなく一緒にいられる
友達がいればいい。
お金に縛られるのは他人や世間と比べてしまう
からで、自分にとって実感が持てるものに
お金を使えているか改めて考え直してみる。

大事なのは、自分が何を好きか、何をしている
ときに一番充実や幸せを感じられるかを
ちゃんと把握すること、とある。
時間を忘れて夢中になれること。

読んでいて繰り返し思ったことがある。
私の場合、
密度濃く働きたいのも、
激しく運動したいのも、
物を書きたいのも、
誰かの心を動かしたいのも、
全部出どころは一緒だ。
強い実感がほしい。

そのために私は日々お金を稼ぎ、
使っているわけだけれど、
やり方がマンネリ化してしまっていて
ものを見る角度が固定化しているのを感じた。

もっと違うやり方があるかもしれない。

この本に書かれていることは
あくまでゆるく、がモットーだけれど
たくさんのアイデアがつまっている。

きっと、読んだひとの心にぷちっと風穴が
あくと思う。
そこから入ってくる風を感じてみてほしい。


 

 

 

 

 
ここのところ村上龍ばかり読んでいる。

アナログ的な、叙情的な読み物は全く
読まなくなってしまった。
自分がそれに近いものを日々書いているので、
お腹がいっぱいなのかもしれない。

この本は最近読んだエッセイの中では
好みの一冊だ。

身も蓋もないことが書いてある。
時には目を覆いたくなるようなことも。
彼は美しく抽象的に希望を綴り、
その奥にある不都合なものを隠蔽する
ようなことはしない。

それがわかっているから安心できる。
茫漠とした不安を和らげてほしいために
読んでいるわけじゃない。
その不安が何で構成されているのかを
くっきりと見せてほしいのだ。

エッセイの中に中上健次とのエピソードが
出てくる。
中上健次は深夜に彼に電話をかけてくる。
これからあいつを殴りに行くから一緒に来い。
わけがわからない。
でも、対峙しようとしているのはわかる。
それは本当は相手にではなくて、
自分になのだろうな、と思う。

もし逃げ回っていたいなら、
自分を誤魔化していたいなら、
彼の書くものを読むと気分が悪くなるかも
しれない。

でも、もう逃げるのも誤魔化すのもやめる、
そう決めたひとが読んだら
彼の言葉は砂金でできていると感じるだろう。


 

 

 

 

 
傘をひらいて、空を、をご存知ですか?

昨日の夜そう聞かれた。
知らなかったので、ネットで検索してみる。

ブログのタイトルだった。
人気のブロガーさんのようだ。

記事をずっと遡って読んでいく。
日々のなかで、誰かに会ったときのこと、
誰かと話したときのことを書いている。

皆、さまざまなことを彼女、マキノさんに
打ち明ける。
誰にもいえない込み入った事情、
解決の糸口が見つからない悩み。

内容全てが書かれているわけではない。
けれど、空気は伝わってくる。

ストーリーがしっかりとあって
ひとつひとつの記事にずっしりと重量感が
ある。物語を読んだみたいに。

読みながら、彼女の傾聴には愛があると
感じる。慈愛に近いもの。

タイトルも毎回、素敵なのだ。
言葉の組み合わせ方がいい。

頭痛持ちの女性の話と、
黒い犬の話が好きで、二度読み返した。

 

 

 

 

 
今日は立春。
三ヶ月、この日をずっと待ちわびてきた
気がする。

朝、カーテンを開けると日差しが眩しい。
一瞬くらりとするほどだ。
ぽかぽかと暖かくて、ストーブをつけず
鍋にお湯を沸かしてにゅうめんを茹でる。

眼科は予約制じゃないから早く家を
出なくてはならない。
でもだらだらする。
お花の水を替えたり、昨日のお礼を返信
したり。
土日以外のお休みの日は、急がない。

昨日は節分だったので、鬼のツノ付きの
カチューシャをして、赤のニットを着て
バーに行った。赤鬼出現。
夜が更けた頃、大人たち本気で豆まき。
鬼はそと!ひとりは店の外に逃げる。

子供の頃、
無邪気に遊ぶことができなかった。
あのとき邪魔していたものは何だった
のだろう。

今はいつだって全力で遊ぶ。その場を
本気で楽しむ。
このメンバーで、この雰囲気で、
この気持ちの熱で。
それはたった一度きりのことなのだと
知っているから。

眼科の後でスタバに行こう。
そして、ゆっくり村上春樹のエッセイを
読もう。




 

 

 

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