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オバマ大統領の就任演説を聞いたとき
身震いするほど感動したことを思い出して
いました。

「これは私の勝利ではない、あなたの勝利
だ。」

もちろん彼には有能な演説ライターがいて
自分の伝えたい趣旨を、より感動を与える
表現に作り変えてもらっています。

この手法、この本の中では
ギャップ法と呼ばれています。
まずスタート地点をぐっと下げ、相対的に
エネルギーが増える形。

「高く、堅い壁と、それに当たって砕ける
卵があれば、私は常に卵の側に立つ」

村上春樹氏のエルサレム賞受賞スピーチも
同じ形ですね。
私はこれもひどく感動しました。

言葉の組み合わせ方で、人の感情を強く
動かすエネルギーが発生する。
それは意識して作ることができる。
コピーライターである著者はいいます。

他に紹介されているものは、サプライズ法
赤裸々法、リピート法、クライマックス法
など。

私は赤裸々法をよく使ってるなぁ、
緊張しすぎて指先が氷のように冷たい…
とか。

この情報過多の時代には、人の印象に残る
ような伝える技術は必修項目よね、
と思いながら読んでいました。

そしてこの技術、語学習得や資格をパス
するのに比べたら、難しいことは
全然ないんですよね。
語彙をちょっと増やして、パターンを
覚えるだけ。

ただ、言葉を変えるだけで、誰かの心に
ぐっと刺さる。

あのね、ここだけの話ですが…


伝え方が9割伝え方が9割
(2013/03/01)
佐々木 圭一

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イケダハヤト氏のブログは何度か読んだ
ことがありましたが、取扱う題材に
なんとなく苦手意識がありました。
ざわざわと乱される感じというか。
その原因がよくわからなかったのですか
彼の著書を読んでみてよくわかりました。

彼はそれを意識的にやっているのでした。
新しすぎることに常に挑戦して、バリバリ
と未開の地を切り拓いていく。

この本は、彼の持つ成功哲学、考え方や
物事に取り組む姿勢、そしてからくり
までがぎっしりと紹介されています。

成功するということをゴールとして、
必要な要素を洗い出し、細かく分析し
これからすべき行動を時間軸と照らし
合わせてコマ割りにしていく。
成功に不可欠な運や環境、そして
対象への情熱の量さえも分析する。
自分をゲームのキャラクターとして
見下ろすかのように。

非常に客観的で、冷静なんですよね。

環境を変えることが成功への近道、
とよくいわれていますが…という
お題での一部分を抜粋します。

『環境を自ら変えることは確かに可能
 です。ですが、環境を自ら変えるほどの
 力を持つためには、やはり、どこかの
 時点で環境に恵まれている必要がある
 のも事実です。』

これを読んだとき、いいねボタンを
100回くらい連打しそうになりました。

そう。今も、今現在の環境に強く影響
されているのよ…と。

自分が思うようにいかないなぁ、と感じる
ことを、それはね…と具体的に解説して
もらっているようで、気づくことが
たくさんありました。

ちなみにイケダハヤト氏は、いいね!が
自分の記事にたくさん入ることを
よしとしていません。

彼が提唱したいのは、誰もやっていない
新しいこと、大勢が異和と感じること
なのです。


なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書)なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術 (光文社新書)
(2014/02/18)
イケダハヤト

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タイトルは刺激的だけれど、内容は
しごくまっとうな、働くことについての
指南書です。

日本の過労死は、世界ビックリニュース
のような番組で扱われ、カローシ、が
外来語になっているとか。
それから日本の深刻な高齢化と介護の
実態とか。

なんとなく知っていることも、
目の前に突きつけられるとドキッと
するし、色々と考えさせられます。

著者のめいろまさんはイギリス在住ですが
イタリアで働いていたこともあるようで
ヨーロッパでも国によって性質が全然違う
と紹介します。

イギリスは契約やルールが大原則。
透明性は高い。
徹底した個人主義で、お金儲け大好き。
でも自分ではあんまり働きたくない。
長く植民地支配していたお国柄ならではの
気質なんだそうです。

イタリアでは誰を知っているか、の
コネ社会。電話工事から役所の手続きまで
人脈のありなしでスピードが全然違う。
職場でもコミニュケーションが大事で
付け届けやプレゼントは欠かせない。
透明性は低い。

どちらが発展性があるかというと
もちろん透明度の高い社会です。
日本というと、ちょうど中間くらいだと
いいます。

日本は忠義を尽くすという素晴らしい
スピリッツがあるけれど
仕事第一で自分のことを二の次に
してしまうのはどうなのかな、と
思います。
それは本当に一番にする価値が
あることなのか、と。

読みながら、私にはイタリアは無理だ
窒息する…と思っていました。
日本でさえもたまに息苦しいというのに。

そうだ、イギリスに行こう。


日本に殺されず幸せに生きる方法日本に殺されず幸せに生きる方法
(2013/05/22)
谷本真由美(@May_Roma)

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堀江貴文氏の自伝的エッセイと指南書が
うまく混ざった一冊です。

大まかに分けて、前半は自伝、後半は
仕事への姿勢についてが書かれていますが
面白いのは断然後半からです。

自分は天才ではない、と彼はいいます。
だから会社を作ってチームで仕事をする。
例えば自分は経営をやる、
隣の席の仲間はプログラミングをする。
信頼し合って分業する。

天才ではないとしても、物事に対しての
努力(彼はハマるという言葉を使う)と
集中力は常人の域をはるかに超えて
います。
寝食を忘れ、会社に泊まり込んで24時間
体制で仕事に明け暮れる。
服役中は、消灯後に頭の中で延々と
次のビジネスプランの構築をする。
移動中や飲み会の最中でも、思いついたら
即座にスマートフォンで仕事…

いつも、今とその先を見ているのです。
ふっとネガティブになることもあるけれど
それじゃ時間がもったいない、
自分の時間は有限なのだから、と。

面白いな、と思ったのは
ひとはなぜ貯金をするのか、のくだり。
それはこれから先の自分に自信がないから
だと彼はいいます。
価値やその対価としてのお金を生み出す
ことに。

そして自信がないのは経験不足だからだ
とも。確かにわかるな、と思いました。

仕事についての姿勢は、これ以上は
噛み砕けないというところまで
わかりやすく書かれていて、親切だなぁ…
という印象です。

そして、自分と対比しながら読むと
また面白いんです。

例えば、何かを決めるとき、感情と思考が
ごちゃごちゃになってしまうことがあるな
そこは分ける訓練が必要なのか、とか。
物事を行うときの、ルールの設定が
甘いんだな、とか。
(彼のルール設定と遵守する意志は鋼鉄のように硬い)

ひとによって集中力も発想も実行力も
それぞれなので、彼と同じようにできる
とは思わないけれど、対比することで
自分を客体化して上から横から眺めて
これからの対策を練ることはできるんじゃ
ないかな、と思います。

読みながら、よく調教された上等な
競走馬を思い浮かべていました。
ただ彼は誰かに訓練されたわけじゃない。
自らを厳しく訓練してきた。
(それって一番難しいのよね…)

でも彼はそれを、本当に楽しそうに
行うのです。


ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していくゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
(2013/11/01)
堀江 貴文

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昨日の続き、書籍編です。

自分もきっと凄いひとになれる、という
思想のあるなしは、歴史的背景と関係が
深いのでは、とめいろまさんは書きます。

欧州国の場合、脈々と続く家系や土地の
影響が強く、なりたくてもなれない、
というのがベースにあるようです。
何かを壊してまで…それなら家族や友人を
大事にして日々を幸せに生きようよ、
と、比較的保守的な気質だとか。

かわってアメリカ。全てを捨てて見知らぬ
土地に移住し、疫病や飢餓に苦しみながら
絶対に前より豊かになるんだ、という
強靱な意思で開拓を推し進め生き延びて
きた、革新的精神。

では日本はどうかというと、土壌は欧州国
に近いのだけれど、思想だけアメリカ
らしいのです。ややこしいですね。

私はアメリカ的な思想のほうが好きだけど
幸せは未来にではなく今感じるものだから
なぁ…欧州国の感覚にも納得します。

キャリアポルノはお金持ちになりたい
けれど自分ではそれほど努力をしたくない
ひとが、読んで気分だけよくなれるもの。
お金持ちになれるのは読んだあなたでは
なくて、著者なんですよ、という一文に
あぁ、これも立派な産業なんだなと。

成功者の持つ怨念レベルの野望、という
キーがとても気になる私。
けれど、キャリアポルノは夢を与える
読み物だから、その辺りのことは詳しく
書かれないのよね。

もっと、もっとマグマみたいに
どろりと熱いものが読みたい。

その強烈な才能を光だとすると、
ブラックホールみたいに全てを飲みこむ
闇がなければ成り立たないはず…


キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)
(2013/06/13)
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