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下北沢B&Bで開催された読書会に参加
する。「橋本治の『恋愛論』を読む。」
をテーマに、編集者の仲俣暁生氏とAV
監督&文筆家の二村ヒトシ氏が対談する
というもの。

本書を事前に読了するというのが読書会
の参加条件で、何気なく読み始めたら
すごく面白くて本が付箋だらけに…

会場はぎっしり満員で、印象に残った
文章を書き出す事前アンケートを提出
する。厳選して3つだけ。

運よく一番前の席に座ると、二村さんは
私の目の前に座った。

トーク中盤、私が選んだ文章のひとつが
スクリーンに大写しにされる。二村さん
と仲俣さんは、ああ、これはね~…。と
感慨深げ。

『恋愛っていうものは「あなたが世界で
一番好きだ」ってことを絶対に言えない
状態から始まって、「世界できみが一番
好きだ」と言うところできっちり終る
もんだからね。』

これは片想いのことをいってるんだと
思うけれど、橋本治氏がしてきた
片想いの純度の高さを感じる。
本を置いて一度うずくまりたくなるほど
好きなフレーズ。

移動のため質疑応答までいられずに店を
出る。二村さんとは結局話せなかった。
でも至近距離で2時間見ていたら充分と
いう気もした。
あの色っぽさは尋常ではない。

この本は一度読み通して、2度目を読み
はじめるとさらに感動が深い。
陶酔力なんだよね、大事なのは。


恋愛論 完全版 (文庫ぎんが堂)恋愛論 完全版 (文庫ぎんが堂)
(2014/07/10)
橋本治

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叡山電鉄の駅を出て、おなかすいた~と
ふらふら食事のお店を探していたら
ああっ…!恵文社だ。
先に見つけてしまったではないですか。

食事をしてからいそいそと戻ってきます。
お初にお目にかかります。あの、お噂は
かねがね…Twitterもフォローしてます…
心のなかでひとり挨拶しながら店内へ。

目当ての本をみつけたいなら、大型書店で
整然とした書棚にまっすく向かうのが
いいのかもしれません。

この本屋は、色や匂いごとに集められた
本がさりげなくかつ素晴らしいセンスで
ディスプレイされているので、
思ってもみない本がみつかるのです。

ふと目についたトランスジェンダーの
特集雑誌をめくりだしたら止まらなく
なり(タイトルは失念)
その後、猟師の日々を綴ったマンガに
どっぷりはまり、鳩の解体ってこんなふう
にやるのねーと図解を丁寧に眺めます。

マタギ(東北地方の伝統的な猟師)に
憧れている私は、一気にテンションが
あがってしまいましたが、旅先なので
マンガまとめ買いはどうにか控えました。
代わりに、ワナ猟専門の猟師になった
青年のエッセイを購入。

気づくと、あっという間に二時間経過。
和スイーツ食べに行く時間なくなった…

フリーペーパーのコーナーがあったので
店員さんにお願いして、箱のなか初秋号
を少し置かせてもらいました。

今まで、いくら本が好きでも書店員に
なりたいと思ったことはなかったのですが
ここなら是非ともなりたい。

また来ますね。




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あまり整然と暮らしていると
自分に勢いがなくなってくるというか
力が出にくくなるなと、と感じます。

ヒトも動物なので、ある程度
野生の力のようなものを持っている
必要があって、それは勘や危険察知と
いうところで生きてくるように思います。
情報だけに頼らず身体で感じるもの。

しばらく小さくまとまっている自分に
風穴をぷつ、と開ける方法を考えていて
思いついたのが、
たとえ日々のほんの小さなことでも
やりたいことを可能な限り通す、
というもの。

管理しすぎず、整頓しすぎず。

それで今日、
平日は近くのジュンク堂にいくところを
少し遠い紀伊國屋まで足を伸ばしました。

紀伊國屋はシックなレイアウトなのが
いい。
棚が低めで空間に広がりがあるところも。
しばらく探していた本をパラパラ…

たったそれだけなんですけど、
少しだけ視界が明るくなったような気が
しました。

外はつややかな新緑で
やわらかく甘い風が吹き渡っていきます。



 
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好きな本屋がなくなってしまいました。

先月、本を予約したときに、
今月いっぱいで閉店になりますので、
と店員にいわれたときのショックと
いったら。

駅のそばにある、ほどよい大きさの
その本屋は私のお気に入りでした。

職場のお昼休みに15分だけ立ち読み。
友達と晩ご飯の前に待ち合わせ。
飲んだ帰りにちょっとだけ。

いつだって立ち寄れる安心がありました。

その本屋で見つけたたくさんの本、
写真集、雑誌。
益田ミリ、石田千、松浦弥太郎。
クウネル、GINZA、カフェ本。

もうその書店の名前を呼ぶことは
ないんだなあ…
胸にぽっかり大きな穴があいたようです。

しばらくその跡地の前を通りかかるのを
避けていたのですが、
昨日久しぶりに通りかかったら
別の本屋が入っていました。

多分私はすぐ、新しい本屋に馴染んで
しまう。
でも今は、そうなる自分に少しの抵抗を
感じているんです。



 
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旅先で立ち寄る図書館が好きです。

広尾で降り、新緑の有栖川宮記念公園を
抜けて、青いイチョウの葉の天井を
くぐると、ひっそりと図書館があります。

読みたい本は三階にありました。
緑が見える窓辺の席につきます。

紙をぱら、とめくる音が意外に大きく
感じられて驚きます。
こんなにひとが集まる場所で、音楽が
流れていないのは図書館くらいなのかも
と思いながら。

少し疲れたら五階のカフェテリアに行って
お茶をのみ、窓の外をみて(空が広い)
また戻って本を読み。

あっという間に5時間経過です。
2冊しか読めなかった…

森の中の静かな図書館、理想です。

そういえば村上春樹の海辺のカフカでも
雰囲気のある図書館が出てきたな。



 

 

 

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