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前回の続き、午後編です。

おなかがいっぱいになり、傘をさして
出発です。15分ほど歩き、真如堂到着。

鉦鐘が風に乗って聞こえてくる中、
ゆっくり石段を登ります。
こちらも紅葉は3分程度。



本堂より、特別拝観のお庭へ。
はっとするカッティングです。



もうひとつのお庭。遠くに山が見えます。
ここで鉦鐘のお話をききます。



山を降りて、哲学の道へ。
秋色です。ここはどの季節もいいですね。
ちらほら椿のような花が咲いていました。



法然院へ。
ここは大好きな、野趣あふれるお寺です。
いつもひっそりとして、優しい。



砂にかかれた絵をじっくり眺めます。
このお寺には、谷崎潤一郎のお墓が
あります。



しばらく歩き、平安神宮を抜けると
京都府立図書館が。入りたかったなぁ…
今度またゆっくり来ますね。



琵琶湖疏水の赤。
欄干にもたれて、しばしみとれます。



近くにお茶したいカフェがあったのですが
(スイーツ食べたかった…)
時間切れで残念。東山駅に向かいます。

この散策コース、ゆっくり歩いて
六時間くらいでした。

京都はこれまで色々まわりましたが
好きなのはやっぱり東山エリアなんです。
次は違う季節に来たいなぁ。


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今夜は京都、東山歩きの旅日記を
お送りします。

朝、蹴上の駅を降りると雨。
トンネルを抜けて細い道を歩きます。
徒歩5分くらいで南禅寺に到着。
思ったより紅葉が進んでいます。



気持ちも盛り上がり、境内をぶらぶらと
散歩します。大きな寺です。
前ここで座禅したことあるなあ、と
思い出しつつ。

5分くらい歩いて、永観堂に到着。
紅葉は3分程度、赤と緑が入り混じって
ぼんやり雨にけぶっています。
池を望みつつ、うっとり。



山に面したお寺なので、階段で
けっこう上のほうまで登れます。
水琴窟で涼やかな音を聴いてから。



この寺は、みかえり阿弥陀様で有名です。
永観、おそし。
修行中の永観を振り返って諭す阿弥陀様、
その立ち姿の美しいこと。

お庭の橋、鴨たちも紅葉を愛でています。



ここは京都に来ると必ず立ち寄るのですが
いつも私の予想を上回る満足度なのです。
サイズ感もちょうどいいし、なにより
お庭の手入れがすばらしい。(庭マニア)



あっという間にお昼です。
ああ、おなかすいたー。
京都市動物園そばの洋食屋、
グリル小宝でランチです。
うふふ、美味しい。



午後編に続きますよ。


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旅は荷物が多く、しょっちゅう道に迷い、
観光真っ最中のタイミングでおなかがすき
交通機関を調べているうちに乗りたかった
バスを見送り、すぐに暑くなったり
寒くなったりし、間違ってもクラッチ
バッグとヒールの靴で優雅に歩くなんて
できない。

色々な景色をみたい、食事も素敵なお店が
いい、ホテルステイも楽しみたい。
ゆっくりお風呂に浸かって、
ごろごろしながら地元のテレビ番組観て、
ぐっすりと眠りたい。

無理だから!
全部なんてとても時間が足りない。

旅は過酷だ。忙しすぎる。
考えることや決めることが多すぎる。
でもどうして繰り返し旅に出るのだろう。

ひとりで見知らぬ場所を歩いていると、
日々の中で自分の中に知らずに積もって
いく埃のようなものが
きれいに吹き飛ばされる。

そこにあるのは、
いま私を私と認識しているのは他ならぬ
自分だけという、無名の自由。

私は、ずっと私になりたかった。
冷たい上流の川のせせらぎを聴きながら
そのことに気づく。




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ああ、鉦講ですな、それは。

肩衣をつけて鉦を打ちながら、阿弥陀仏を
唱和するんです。

その歌のような声は、真如堂の境内に
いるときから聞こえてきて、私はじっと
耳を澄ませました。
低い声が幾重にも重なってのびていく。
時折、鉦の音が響く。

吸い寄せられるように本堂に入り、金色の
大きな来迎図の前に座っていました。

説明員さんから絵の由来について
ききながら、この音楽のようなものは
なんだろうと思っていました。
そのうちにうっとりと気持ちよくなって
きて、正座をしながらふっと意識が途切れ
一瞬でしたが深く眠っていました。

特別拝観のお庭で、ひとり山を望んで
いると、さっきの説明員さんがきたので
尋ねてみたのです。

いま流れているのは、夜に行われた鉦講を
録音して流しているんですわ。
もし聞きたいんやったら、夜の六時から
法要でやりますんで来てください。

今はちょうど大きな行事の期間で、
お十夜というそうです。

音源を譲っていただけませんか?
という言葉が喉まで出かかったのですが
それはひどく不謹慎なような気がして
私は微妙ににっこりしました。

次いつ来れるかわからないんです。

今まで聞いたなかで一番
心地の良い音楽、だったかもしれません。
あれはちょっと、忘れられないな…




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その花は、蓮に少し似ている。

真っ赤な花びらは、硬質で幾分透き通り
大ぶりで艶やか。でも、静謐な。

シャニダール。
それはごく一部の女のひとの、胸の上に
咲く花なのです。

シャニダール研究所では、
植物学者やセラピストが、特別な施設で
提供者の女性たちの心身をケアしながら、
その花を蕾から育てて満開で採取します。
採取された花は、画期的な新薬の開発に
使われます。

花には独特な抗えない魅力があり
人々は花をめぐって次第に陶酔と狂気に
とらわれていく…

昨日観た映画です。

こんなに美しくひっそりした寄生を
みたのは初めてかもしれません。
そしてこういう物語は本より映像がいい。

寄生する生物は、いずれ宿主をのっとる
けれど、宿主がそれを望んでいるのなら
満ちた関係なんだな、と考えていました。

いっとき蜜のように抱き合ってから
相手に意識を引き渡していく。

それはとても親密な
自分の身の内だけで起こるできごとで
誰の声も届かないのです。

たとえ恋人が泣きながら戻ってきてと
呼んでも。



 

 

 

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